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平成23年度前期における平和科目の開講状況について

 本会では、広島大学が平成23年度から教養コア科目として、「平和科目」を25科目開講することになったことに協力するため、東千田キャンパスにおいて平成23年度前期において「平和と人間C−広島で学ぶ(原爆とは何だったか)−」、後期に「平和と人間D−広島から未来に向けて−」の2科目を担当することになりました。

 平成23年度前期の第1回目の授業が、4月11日(月)18時から19時30分まで東千田キャンパスの東千田校舎5階501号室で開講されましたが、開講状況についてお知らせします。


平和科目の授業風景

1回目の講師の渡邉先生

 1回目の授業では、本会の代表幹事の渡邉一雄先生が、前期に開講する「平和と人間C」のシラバスに基づいて、授業の構成、成績の付け方を説明され、聴講の心得などについて注意をされました。
 本授業は、11名の講師によるオムニバス形式の授業であることから、各講師にそれぞれのご専門にしたがって自由に話をしていただくことになっていますが、全体の構成としては、(1)平和の反意語としての戦争とは何か、(2)原爆とは何だったか、(3)原爆の威力とそれが残したものについて、という3部構成になっています。
 聴講にあたっての心得として、渡邉先生は、(1)ノートを取り、考えながら聞いてほしい、(2)平和、戦争、原爆については、いろいろな考え方があるので、事実として直視してほしい、といった注意事項を学生諸君に話されました。
 1回目の授業ということで、まだ履修者が確定していないためか、出席した学生は25名程度でした。広島大学マスターズ広島が講師を派遣するということで、1回目の授業には、本会の事務局の2名の幹事の他、2回目の講師の岡本明先生にもご出席いただきました。なお、本授業には、文学研究科博士課程後期3年生の下向井紀彦君がTAを務めてくれることになりました。